2022年 7月 ☆
縛る吊る灰汁抜く蕗の磔刑(たっけい)めく
青時雨牡丹瓦の尼寺遠し
宇治の寺僧の羅(うすもの)うすみどり
感想
山口県の田舎では蕗が沢山生えていた
毎年、お母様は
それを採っては、灰汁を抜き
蕗の佃煮を作るのだが
灰汁を抜くために、蕗の葉を取り
茎を束にして紐で縛り上げて吊るして
1日そのまま吊し上げ?にして置いておくと、
灰汁が下に滴り落ちるのだ・・・
この作業をして、皮を剥き塩をし茹でると
美味しい蕗の佃煮ができる
青時雨の頃だ
ふと懐かしくなる
尼寺はたいてい、牡丹瓦である
雨にその瓦が濡れている情景が目に浮かぶ
宇治の黄檗山寺万福寺は唐からの由緒があるお寺
お寺の僧侶は、宇治のお茶処らしく
抹茶色の羅(うすもの)を
涼し気になびかせながら、寺の中を闊歩している
お寺の色とその僧侶の羅のうすみどり色の
対象がとても印象に残る
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