修二会

2021年 6月 ★




奈良太郎響き松明修二会待つ

 

 

火の玉は魄(たましひ)の如修二会果つ

 

 

 

火の粉尽き沓音止みて春の聲

 

 

感想

奈良太郎は興福寺の鐘の愛称である

ゴーンと鐘が鳴り、シャンシャンと金属音が鳴り始め・・・

いよいよ・・・修二会が始まるようだ・・・

二月堂への階段を青い松明が僧によって運ばれる・・・

辺りも暗く、星と月が見え始めた・・・・

 

大松明に火が点火された・・・

大きな丸い炎が真っ暗なお堂と闇に

煌煌と灯る・・・まるで

火の玉、いや燃える何かの魂のようだ・・・

それが・・・見た目、二月堂の

舞台の橋げた左から右に韃靼の音とともに

走り抜ける・・・・

火の粉が舞い飛び落ちてくる・・・

右端下駄で魄のごとく火の玉が二、三回揺すぶられる

火の粉が花火のようになる・・・

これがまた、二本目三本目と八本くらい

松明が燈される

最後の一本の 松明の火の玉が右端下駄で

火の玉が

火の粉を振りまきながら 尽きた・・・

修二会が果てた・・・

 

韃靼の背後からのお経は続く・・・

韃靼の沓音は終わり・・・

観客は・・・帰り始める・・・

三月とはいえ・・・まだ極寒なのだが

お水取りが終わると・・・

気持ち、頬を撫でる風が

あたたかく感じる気がする・・・

明日からはもう春なのだ

きっと・・・

それが不思議と・・・

修二会が終わると、暖かくなるのだ・・・

 

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