2018年 5月 ★
月蝕に血潮の通ひ芽ぐみどち
火の粉打ち喧嘩めきたる鬼追式
濡れそぼつ石畳みより追儺式（ついな）の炎（ひ）
感想
春の大きな月を見ていると・・・
卵を光に透かした黄身のように感じた・・・
血が通った卵の黄身・・・・のような月
生き物のになるような月が・・・
月蝕で喰われて・・・
また元の月に蘇ってくる・・・
赤く血潮のようなピンク色の月がもとにもどり
春らしい月夜にもどった
法隆寺の鬼追式・・・
どんどん、赤、青、緑の鬼が出てきて・・・
炎を振り回して・・・
おたけびを上げ
喧嘩しているように見えている
法隆寺の門より
石畳を歩いて、
追儺式の御堂にたどり着く・・・
小雨がおしめり程度に降り
綺麗に石畳が濡れて
お客様をもてなしてくれているような
自然のおもてなし・・・
追儺式の舞台が楽しみになってきた
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