2016年 6月 掲載
春潮は煌煌しきや鯨墓
碧光り漁村に鮑吊る魔除け
御柱祭宙に命を捧ぐごと
感想
この年、金子みすゞの故郷
長門で俳句会が開催された
その時に長門の海の鯨墓を見学した・・
子供の鯨墓もあり・・・
鯨と共に生きていた村人を感じた
海が綺麗に輝いていた
子供のいる家は鮑の殻を吊るして
魔除けとする家がチラホラ見られた
地方の習わしが今も息付いていた
原句の「青」 を 「碧」と換えてみた
原句 「漁村の」を「漁村に」に換えてみた
いっそのこと・・・
「風光る鮑の貝殻吊る魔除け」
としたほうが良かったのかも・・・
よき季語を考える余地があるかも・・・
長野県の御柱祭は4年に一回行われる
命を張って大きな丸太を崖に突き落とすのだが
人間がその御柱に馬乗りになったり、引いたりする
それは命がけの儀式だ・・・
この句を詠んだ後
お祭りで命を落とされた方があった・・・
まさに、命がけの神事なのだと・・・
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