2020年 12月 ☆
病窓の大阪平野月明るし
わが秋思縫うごと星を眺めをり
落葉踏む病を持てる喜びも
感想
2020年のコロナ禍の五里霧中の頃の事は思い出すのもつらいのだが
一応、自分史の一部でもあるので記録しておこうと
♡✧♡✧♡✧
とうとう、心を病んでしまったようだ
知り合いに内科の女医さんがいらしたので
相談に乗ってもらっていた、不安に苛まれて
情緒不安定だったので、「死にたくなる」時があった
夫も外地でコロナ禍を頑張っている、親兄弟とも会えず孤独だった
夫が外地から戻ってくるまでの間少し病院のお世話になった
同じように、コロナで情緒不安定になっている女性が５人程いらして
不安やら身の上やらいろいろ話し合える機会に恵まれたのが良かった、
皆、真面目な方が多かった・・・
病院の窓から大阪平野に月が見えた・・・
夜空を眺めていた
星が秋空で綺麗に見えた・・・
同じような不安を抱えた人が部屋に眠っていたが
私はなかなか眠れず
空の星を点を結ぶように遊んでいた
星を見てはつないでも北斗七星ぐらいしかわからなかったが・・・
夫が日本に戻ってきて、安堵して家に戻った
コロナ禍なので、会社もリモートワークで
家にいてくれる事が多かった
毎日、運動の為に散歩をした
コロナ禍で夫婦の大切さやら命の大切さを痛切に感じた
手を繋いで落葉の公園を毎日歩いた雨の日も風の日も晴天の日も
全然恥ずかしくもなかった・・・から不思議
私、無垢な少女のようになっていました・・・
安心できるのは夫しかいないと思った
早く変な不安から立ち直りたかったが・・・
焦ってはいけないと言われ
運動をしたり、お菓子作りを楽しんだりとのんびりと過ごしていた
今振り返ると・・・コロナ禍の社会現象が人間に及ぼす影響について・・・
知りたいとも・・・二度とあのような社会状況を生まないためにも・・・
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