2021年 10月
立ち雲や沖へ子亀の青海波
波の穂よ海亀を連れ戻り来よ
時の疫の医療限界カンナ咲く
感想
昔、インドネシアの海でも子亀の放流を見た事があった
地元の人が卵を保護して子亀になるまで育てた
綺麗な海に放流するのだが、けなげに真っすぐに海へ
歩む、歩む、歩む、そして波にさらわれてゆく・・・
小さい手足に小さな波が・・・いくつも
青海波紋のような模様がいくつも海に描かれ
立ち雲の方へと向かっていく・・・
また戻って来よ！！この浜へ
海は波の穂を描いている・・・
子亀をその波に吸い込み
吐き出しては沖へ沖へと運んでゆく
また、いつか波に乗って・・・
帰ってきてね・・・
2021年の夏も・・・コロナウィルスは
波のように波がやまない・・・
大波がまたやってきて・・・
医療現場は2020年より・・・休みなく
限界にきているようだ
入院する人々が増え、入院の限界がきて
今や、都市ホテル療養患者でいっぱいになっている程・・・
こんな、変な状況が続いた事よ・・・
医療従事者は今も2023年でさえ・・・
忙しい状態だ・・・いまだ、
コロナやインフルの波が戻り来ている様子なのだ
カンナは今年も燃えるような日中を咲き誇っていることよ
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